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GLAY ARENA TOUR 2000 "HEAVY GAUGE" :HISASHI
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材料

黒色生地(あまり伸びないニット等)・・・・・・3〜3.5m(幅にもよります)
穴開きビニール(イエロー/オレンジ/ピンク)・・・1m弱
金属金具のオープンファスナー(黒) 60cm・・・1本
油性ペン(ビニールの裁断に使うので、ビニールと同色が適)
小さめのハトメなど
ビニール部分のミシン糸(透明色・色が目立たないファジー糸 等)

※ビニールやレザー素材などを縫うための、ローラーの付いた押さえ金が有りますので、それ用意すると縫いやすいです。

作り方

1,型紙作り
まずは、型紙を作ります。
この衣装は、ノースリーブのフード付きジップアップワンピースと長袖Tシャツのふたつを重ね着しています。
型紙には、ビニールが入る部分をきちんと書き込んでおきましょう。
今回はビニールを縫い付けるため、おさまりを良くする意味で、前の合わせ部分と襟ぐりとワンピースの袖ぐりの3箇所は見返しを付けて処理した方がいいので、だいたい30o幅くらいで見返しの線も書き加えておいて下さい。
2,生地の裁断
型紙が出来たら生地を裁断ます。
ニットは断ち切りでも解れてこないのでとても楽です。
縫い代はだいたい10〜15mmくらいで、見返しを付けて処理する部分は、縫い代は少なめでも大丈夫です。
フード部分に関しては、身ごろの襟とあわせる部分には多めに縫い代を付けましょう。
また、フードの縁部分の生地は、縁が“わ”になるようにして裁断して下さい。

ビニールに関しては油性ペンで線を引き、縫い合わせる部分に関しては縫い代をつけて裁断します。
フードの縁部分は、大体30oくらいにし同じ分だけ縫い代としておくといいでしょう。
フードの縁の反対側のビニールの角は写真右のように、カットしておくと縫いやすかったです。

その際の注意点は、肌に当たるような部分は、穴の空いていない所を切るようにした方が良いです。
穴の空いている所を切った状態だと、切った所が角になるので、肌を傷つける恐れがあります。案外、痛いので気をつけた方がといいと思います。
また、逆に縫うラインとしては、穴の空いているラインに合わせると、ビニール部分を縫うよりもわりと縫いやすいですし、しつけ縫いもしやすいです。
3,長袖Tシャツの作製
まず、中に着る長袖Tシャツを作ります。
最初に、袖の生地とビニールとを中表で縫い合わせます。ビニールをおちつかせるために、ステッチをかけておくといいでしょう。
そして後からだと縫いにくくなるので、袖口を折り返して、ミシンがけをしておきます。

次に、前後の身ごろの肩の部分を中表で縫い合わせ、身ごろと袖の肩の部分を縫い合わせます。
それから、袖から身ごろのまでの脇のラインを一度に縫います。
身ごろ裾の処理は、三つ折りにしてミシンがけをし、襟は見えなくなる事ですし、簡単にニットの縁取りテープなどを使って処理すると良いでしょう。
これで、Tシャツは完成です。
→袖口。縫い代を押さえるためにステッチ縫いをしました。

オレンジタイプの場合、縫う順番を変えた方が縫いやすいと思います。
先に袖を筒状にし、身ごろも前後を縫い合わせて、最後に袖を付けて下さい。
4,フードの部分の作製
まず縁の部分の生地の“わ”にした部分から中表折って、襟ぐりとの合わせの部分の10o外側を縫い、表に返して袋状にします。
その生地とビニールを中表にして縫ってから、ビニールにかぶせるようにし、裏側の布を押さえる為にステッチをかけます。
この時、表側を見て縫いますが、ビニールの厚みで下の生地が外れてしまいやすいので、しつけ縫いしてずれないようにしてからミシンがけしましょう。
最後に、フードの中心のラインを縫っておいた生地をとビニールを縫い合わせ、フード部分は完成です。

私の見たところ、フードは後でハトメで本体に留めつけているようですが、そうすると外れてしまう場合もあると思うので、今回は見返しを使って縫い付けてしまう方法で紹介します。
5,ワンピース部分の作製
・・・模様の縫い付け
身ごろの背や脇の部分にある模様や、胸の所のライン等のビニールを縫い付けておきましょう。
後からでも出来ますが、アレコレ縫い合わせる前の方が、ミシンで縫う時に邪魔にならずに楽にできます。

ビニールに穴の空いているのを利用して、しつけ糸で固定してからミシンがけすると綺麗に縫えます。
また、伸びやすい布の場合は、模様を縫い付ける部分の裏側に接着芯を貼っておくと、より綺麗に出来上がります。


・・・身ごろを縫う
ここで、ようやく本体ともいえるワンピース部分の製作に入ります。
前後身ごろの肩の部分を中表にすて縫い、次に脇の部分も同様に中表にして縫いましょう。
コレで身ごろも大まかに形になりました。

次に見返しを縫い合わせていきます。
あらかじめ生地の裏側には接着芯を貼っておき、身ごろ同様に見返しの肩の部分と脇の部分を縫い合わせます。
出来上がった見返しと、身ごろを縫い合わせていきます。

まず、袖ぐりから・・・
見返しと身ごろを中表にし縫い合わせ、袖ぐりはアイロンを使って折り返してから縁をステッチでおさえます。
次に、前の合わせの部分の見返しと身ごろ縫い合わせ、ファスナーを縫い付けます。
最後に襟の部分の見返しを縫います。
この時、フードも一緒に縫い付けていきますます。
先に身ごろとフードをしつけ縫いし、その上に見返しを重ねてしつけ縫いして、更にその上に前の合わせ部分の見返しを重ねて、襟ぐりをミシンで一気に縫いましょう。
もちろん全て中表になるようにして合わせていきます。

見返しを折り返す時に、カーブの部分は縫い代が引っ張られるので、縫い代に数箇所縦に切り込みを入れると綺麗に折り返せます。

・・・裾にビニールを縫い付ける
裾の部分のビニールは、生地とビニールを中表にして、ビニールの上に見返しと脇(スリット)の部分の縫い代を(生地同士が中表になるように)折り返して重ねます。
見返しや縫い代は後でステッチをかける時に折り返してもいいのですが、こうして縫いつけるとおちつきもよく、見た目にもきれいに出来ます。
最後に、ビニールをおさえるようにステッチをかけます。
6,仕上げ
最後に、仕上げとして脇のスリット部分をステッチがけし、襟や前の合わせ部分の見返しをおちるけるためにステッチをかけます。
フードを縫い付けず、ハトメでとめる場合や飾りでつけたい方は、ビニールの端部分に左右2箇所ずつとその他は適に、ハトメを打ち付けて出来上がりです。
■□■お願い
模様に関してのお問い合わせはできる限りご遠慮下さい。

これらの画像を、あくまでも参考に、ご自分で書いて頂けるようお願いします。
こちらも、雑誌等を見て自分で図を起こした物で正しいとは言い切れませんので・・・

この件に関しては、これ以上の画像の提供などは致しませんので、そのようなご質問はお控えください。
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